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2018年6月26日

VRSJ Newsletter – 2018年5月号 – ( Vol. 23, No. 5 )

日本バーチャルリアリティ学会 会員各位

Newsletter 2018年5月号 をお届けいたします.
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日本バーチャルリアリティ学会
Newsletter – 2018年5月号 – ( Vol. 23, No. 5 )
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https://www.vrsj.org/

< 内容目次 >

 1. 報告集
 ◆ Laval Virtual 2018
   大里 柚衣(電気通信大学)
 ◆ APMAR 2018
   奥川 夏輝(立命館大学)
 ◆ CHI 2018
   池松 香(お茶の水女子大学)

 2. 学会からのお知らせ
 ◆ 主催・共催行事のご案内
 ◆ 協賛行事のご案内
 ◆ 論文誌に関するご案内
 ◆ ニューズレター編集委員会からのお知らせ

 3. 関連情報
 ◆ CALL FOR PAPER
 ◆ CALL FOR PARTICIPATION

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1. 報告集
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|◆ Laval Virtual 2018
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大里 柚衣(電気通信大学)
 今年の4月4日から4月8日にかけて,20回目となるLaval Virtual 2018がフランス
西部のLaval市にて開催された.Laval VirtualとはVR,ARの最先端技術やインタラ
クティブな作品がデモ展示されるヨーロッパ最大のイベントである.
 本イベントは,VRに関する国際学会であるVRIC,公募作品のデモ展示が行われる
Revolution,学生のみが参加できるコンテストであるVirutal Fantasy,多数企業
による展示などで構成されていた.デモ展示会場の大部分で企業による展示が行わ
れており,HMDを用いたVR技術の展示が多かった.日本ではVRのエンタテイメント
応用が盛んに行われているが,フランスの企業展示では工場での組み立て支援など
が多く,その違いが興味深く思えた.
 Revolution,Virtual Fantasyでは,日本からの参加や,大学のみならず高校,
企業,団体の参加が多く,エンタテインメントやスポーツなどのアプリケーション
も多く見られた.Revolutionで展示を行ったDolphin Swim ClubのWILD DOLPHIN
WATERPROOFでは,水中でバーチャルのイルカと一緒に泳ぐ体験ができる.実際にイ
ルカと一緒に泳ぐ精神疾患者の治療法があり,この展示では本物のイルカを用意せ
ずに治療を行うことを目的にしている.Virtual Fantasyで展示を行ったESIEAの
PODでは,VR空間内を自由に歩行し,昆虫を捕まえる体験ができる.VR空間内の歩
行のための歩行型VRデバイスの設計を,靴の底につけるプラスチックを靴の上から
着脱可能にする点や,ロープを用いて体を固定し,ユーザの360度回転に対応する
点など,市販されているデバイスとは異なる工夫点が見られた.
 インタラクティブ作品の国際コンペティションのLaval Virtual Awardsでは,
東京工業大学の山下氏らのGum Gum ShootingがSport & Leisure部門で受賞した.
Gum Gum Shootingでは,ユーザの前腕にデバイスを取り付けて,ユーザの腕が伸び
る感覚を体験できる.腕が伸びる感覚提示のために,デバイスによる前腕の皮膚変
形や重心の変化の提示と,ユーザが操作するアバターの腕が伸びる映像提示を行っ
ている.
 筆者らは,空中像によるCGキャラクタのサンタクロースと振動を提示する小型ロ
ボットとの組み合わせによって,視触覚統合提示を行うCharrotをRevolutionに出
展した.CGキャラクタが押したり,引いたりする動作映像に合わせ,ユーザが掴む
小型ロボットを振動させる.CGキャラクタが小型ロボットに力を加えたとユーザが
解釈すると,振動提示のみにも関わらず,ユーザは解釈した動作に適した力の方向
を知覚する.
 Laval VirtualのPublic dayには学会関係者のみならず,老若男女問わず多くの
方々が訪れ,筆者らが展示したCharrotを体験していただけた.ユーザの行動観察
より,筆者が意図したインタラクション以外のインタラクションを行う人が多く見
られた.その体験者の行動を考察して,展示内容の利点や欠点を見つけ出し,今後
の展示内容を見つめ直すためのフィードバックを多く得ることができた点で,とて
も良い機会となった.
 最後に,Charrotを展示期間中に滞りなく展示することができたのはLaval
Virtual関係者の皆様によるご協力のおかげである.ここにて感謝の意を記す.
https://www.laval-virtual.org/

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|◆ APMAR 2018
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奥川 夏輝(立命館大学)
 APMAR2018 (The 2nd Asia Pacific Workshop on Mixed and Augmented Reality)
は,4月13日(金)~17日(火)の5日間にかけて開催された.13日~15日にかけて
セッションや講演が行われ,各日のセッション終了後や16日,17日には台北の企業
訪問ツアーが企画された.APMARは,前身となるKJMR (Korea-Japan Workshop on
Mixed Reality) が2008年に開催されてから,2016年にはAPMR (Asia-Pacific
Workshop on Mixed Reality) に,2017年からはAPMARと名前を変えながら,今年で
11回目の開催となる.今年の開催国は台湾で,台北の国立台湾大学にあるバリー・
ラム・ホールで開催された.
 本会議は78人が参加し,口頭発表,ポスター発表,デモ発表が行われた.発表件
数は,口頭発表が22件,ポスター発表が10件,デモ発表は14件に加え,企業から3
件であった.デモ発表やポスター発表の会場には,現地のお菓子とコーヒーも用意
されており,和やかな雰囲気の中で意見交換が行われていた.
 基調講演には,国立台湾大学のMing Ouhyoung教授と,東京大学の稲見昌彦教授
が招かれた.Ming教授はVR, AR, MRの技術的な4つの課題と,それらを対処するた
めのケーススタディを2つ紹介した.稲見教授は,自身が取り組む身体拡張のプロ
ジェクトを”JIZAI Body”と題し,VRやAR,ロボット工学をベースとした,身体拡
張に必要な基礎知識について述べた.Best Demo AwardにはSalma氏(Technicolor)
による,MR空間における自動陰影付与システムが選ばれた.これはMR合成されたCG
オブジェクトに対して,シーンの3次元情報と色情報を基に,実世界の光源に応じ
た陰影処理を自動で行うシステムである.
 私自身はデモ発表に興味を持った.特に,体験型のアプリケーションが多いこと
が印象に残った.例えば,台湾でも立ち入りできない古代遺跡をVR空間で生成し
HMDを装着することでその中を探索できるといったものや,HMDとLeap Motionを組
み合わせた陶芸体験が可能なものなど,様々な方面のコンテンツが提案されていた.
どのアプリケーションもリアルな表現を実装するために,多種多様な方法を駆使し
ていたため研究の参考になる部分も多く,大変興味深かった.さらに,オブジェク
トに触れる際に擬似触覚を提示するなどの追加要素を実装すれば,体験型アプリケ
ーションとしてさらにリアリティが増すだろうという期待感も持てる作品ばかりで
あり,今後もVR/AR/MR技術を駆使したコンテンツのさらなる発展に期待ができると
感じた.
 次回のAPMAR2019は2019年3月28日~29日の2日間に,奈良先端科学技術大学院大
学 (Nara Institute of Science and Technology; NAIST) で開催される.
http://sigmr.vrsj.org/apmar2019/

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|◆ CHI 2018
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池松 香(お茶の水女子大学)
 2018年4月21日から26日までの6日間にわたり,カナダのモントリオールにてThe
ACM CHI Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI2018)が開催さ
れた.本会議はHuman Computer Interaction (HCI)分野を代表する国際的なトップ
カンファレンスの一つであり,1982年より毎年開催されている.会期初めの2日間
は主にワークショップやDoctoral Consortiumが行われ,メインカンファレンスは3
日目から最終日にかけて開催された.
 口頭発表の論文採択率は例年20%前後で推移している.CHI2018においては2590本
の投稿があり,うち666本が採択され採択率は25.7%となった.スコア分布などにつ
いては下記ページに詳細が記載されている(https://goo.gl/C73krY) .CHIでは例
年4pまでの論文をNote,5p~10pまでの論文をPaperとして区分していたが,今年か
らはページ数による区別を取り払い全ての論文をPaperとして扱うことになった.
その結果 10pの論文が81%を占めた.メインカンファレンスでは,これらの論文の
発表が198セッションにわたり行われた.
 以下に筆者が特に関心を抱いた二件の発表を紹介する.まず,Microsoft
ResearchのNicolas VillarらによるProject Zanzibarは,NFCアンテナおよび静電
容量式のタッチセンサを組み合わせたフレキシブルなマットを用いた,センシング
プラットフォームである.NFCタグの読み取りにより,マットに置いたオブジェク
トを識別しつつ,タッチセンサによりタッチやホバーなどの検出を行い,様々なタ
ンジブルインタラクションを可能にする.次に,ダルムシュタット工科大学の
Martin SchmitzらによるOff-Line Sensingは,パッシブなオブジェクトを静電容量
式のタッチサーフェス上に乗せるだけでオブジェクトの変形や傾きなどの状態を取
得する手法である.これは,ユーザの動作により,オブジェクト内部に注入されて
いる液体が,オブジェクトに設置された電極間を満たすように移動する構造を3Dプ
リンタにより作成し実現している.
 筆者は最終日のTangibleのセッションにて口頭発表を行った. MIT石井裕教授や
アイントホーフェン工科大学Rong-Hao Liang助教授をはじめとしたTangible User
Interface (TUI)研究を先導する著名な研究者らに聴講・議論して頂けたことはト
ップカンファレンスならではの望ましい経験となった.
 口頭発表以外にも,Late Braking Work,デモおよびVideo showcaseなどの発表
が行われた.発表時にはドリンクと軽食が提供され,飲食しながら自由に発表を見
学できるようになっていた.
 また,4日目の夜には筆者も幹事として携わったJapan Nightが開催された.
Japan NightはCHI2012から継続して開催されているCHIにおける日本人研究者を中
心とした交流を目的としたパーティである.今回は事前参加登録の倍を上回る122
名の参加があった.トップカンファレンスで多くの刺激を受けつつ,参加者同士の
議論や情報交換が行われ,新たな交流が生まれることになったならば幸いである.
 次回CHI2019は5月4日から9日にかけてグラスゴーにて開催される予定である.原
稿締め切りなどの詳細は下記ウェブページを参照されたい.
https://chi2019.acm.org/

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2. 学会からのお知らせ
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|◆ 主催・共催行事のご案内
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■ 第23回日本バーチャルリアリティ学会大会
会期:2018年9月19日(水)〜9月21日(金)
場所:東北大学 青葉山キャンパス
( https://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/aobayama/ )

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|◆ 協賛行事のご案内
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■ 第112回ロボット工学セミナー
会期:2018年5月31日(木)
場所:東京大学本郷キャンパス 武田先端知ビル5F武田ホール
( https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_16_j.html )
URL: https://www.rsj.or.jp/seminar/s112/

■ ロボティクス・メカトロニクス講演会2018
会期:2018年6月2日(土)~5日(火)
場所:北九州国際コンベンションゾーン
( http://convention-a.jp/mice/convention/ )
URL: http://robomech.org/2018/

■ 第23回計算工学講演会
会期:2018年6月6日(水)~8日(金)
場所:ウィンクあいち(名古屋)
( http://www.winc-aichi.jp/access/ )
URL: http://www.jsces.org/koenkai/23/

■ SSII2018(第24回画像センシングシンポジウム)
会期:2018年6月13日(水)~15日(金)
場所:パシフィコ横浜 アネックスホール
( http://www.pacifico.co.jp/visitor/access/tabid/236/Default.aspx )
URL: https://confit.atlas.jp/guide/event/ssii2018/top?lang=ja

■ 第113回ロボット工学セミナー
会期:2018年6月16日(土)~17日(日)
場所:北陽電機株式会社豊中事業所5階(大阪府豊中市)
( https://www.hokuyo-aut.co.jp/company/sub01.html#p_toyonaka )
URL: https://www.rsj.or.jp/seminar/s113/

■ 3次元画像コンファレンス2018
会期:2018年7月5日(木)~6日(金)
場所:北海道大学 フロンティア応用化学研究棟
( http://www.eng.hokudai.ac.jp/building/detail.php?area=2 )
URL: http://www.3d-conf.org/

■ CG-ARTS検定(前期)
会期:2018年7月8日(日)
場所:全国の高校・専門学校・大学
URL: https://www.cgarts.or.jp/kentei/

■ 第21回画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2018)
会期:2018年8月5日(日)~8日(水)
場所:札幌コンベンションセンター
( http://www.sora-scc.jp/ )
URL: https://sites.google.com/view/miru2018sapporo/

■ コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2018(CEDEC2018)
会期:2018年8月22日(水)~24日(金)
場所:パシフィコ横浜
( http://www.pacifico.co.jp/visitor/floorguide/conference/tabid/204/Default.aspx )
URL: http://cedec.cesa.or.jp/2018/koubo/

■ 3D Systems And Applications(3DSA)
会期:2018年8月29日(火)~30日(水)
場所:Taipei Nangang Exhibition Center(台北、台湾)
( http://www.twtcnangang.com.tw/zh-tw/visitors )
URL: http://cf.tl.ntu.edu.tw/web/2018/3dsa2018/

■ 第34回ファジィ システム シンポジウム(FSS2018)
会期:2018年9月3日(月)~5日(水)
場所:名古屋大学 東山キャンパス
( http://www.nagoya-u.ac.jp/access/ )
URL: http://fss2018.j-soft.org/

■ 第20回日本感性工学会大会
会期:2018年9月4日(火)~6日(木)
場所:東京大学工学部2号館
( https://www.t.u-tokyo.ac.jp/foe/access.html )
URL: https://www.jske.org/

■ ヒューマンインターフェースシンポジウム2018
会期:2018年9月5日(水)~7日(金)
場所:筑波大学
( http://www.tsukuba.ac.jp/access/tsukuba_access.html )
URL: http://www.his.gr.jp/sympo/his2018.html

■ 日本ロボット学会 第36回学術講演会
会期:2018年9月5日(水)~8日(土)
場所:中部大学春日井キャンパス
( https://www3.chubu.ac.jp/about/location/ )
URL: http://rsj2018.rsj-web.org/

■ 日本神経回路学会第28回全国大会(JNNS2018)
会期:2018年10月24日(水)~27日(土)
場所:沖縄科学技術大学院大学(OIST)会議施設
( https://www.oist.jp/ja/conference-venue )
URL: http://www.jnns.org/convention.php

■ CG-ARTS検定(後期)
会期:2018年11月25日(日)
場所:全国の高校・専門学校・大学
URL: https://www.cgarts.or.jp/kentei/

■ VRST2018 (24th ACM Symposium on Virtual Reality Software and Technology)
会期:2018年11月28日(水)~12月1日(土)
場所:早稲田大学 国際会議場 井深大記念ホール
( https://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus )
URL: https://vrst.acm.org/vrst2018/

■ SIGGRAPH ASIA(シーグラフアジア)2018 TOKYO
会期:2018 年12 月4 日(火)~7 日(金)
場所:東京国際フォーラム
( https://www.t-i-forum.co.jp/ )
URL: http://sa2018.siggraph.org/

■ Joint 10th International Conference on Soft Computing and Intelligent
Systems and 19th International Symposium on Advanced Intelligent Systems
(SCIS&ISIS 2018)
会期:2018年12月5日(水)~8日(土)
場所:富山国際会議場
( https://www.ticc.co.jp/english/access/ )
URL: http://scis2018.j-soft.org/

■ 第25回ディスプレイ国際ワークショップ(IDW’18)
会期:2018年12月12日(水)~14日(土)
場所:名古屋国際会議場
( http://www.nagoya-congress-center.jp/ )
URL: https://www.idw.or.jp/

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|◆ 論文誌に関するご案内
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■ 投稿募集中の特集 「AIとVR」
【募集要項】
 近年,深層学習の登場によりAIが注目されています.AIは過去に何度もブームが
訪れていますが,最近の成果には目を見張るものがあります.
 例えば,将棋や囲碁などでトップ棋士を打ち負かす,強化学習によりビデオゲー
ムの攻略方法を自分で生み出す,音声認識や画像認識の精度向上など,様々な成果
が出ています.また,著名なオンラインゲームであるStarCraft IIでAI研究をサポ
ートするAPIが公開されるなど,研究環境も向上しています.
 VRにおいても,こうしたAI研究成果の利用や連携は,将来は不可欠になると予想
されます.例えば,仮想世界でのAIによるキャラクタのリアルな動きの実現や多数
のエージェントの制御,大量の計測データのAIを用いた解析や可視化への応用,機
械学習に基づく翻訳技術を用いて言語間の壁を取り払ったVRなどです.
 本特集号では,VR/MRに関するAIの論文ならびにAIを用いたVR/MR論文について広
く募集します.AIは可能な限り広く捉えて頂ければと思います.AIとVRという2つ
の旬な研究の融合分野の発展に寄与するものであれば構いません.例えば,VRでの
利用を想定したAI技術や,各種データサイエンスで用いられる手法,自動運転など
のVRへの応用が期待される研究,AIの利用をゴールと想定する研究なども広く募集
いたします.

【ゲストエディタ】
小池崇文(法政大学),加納 裕(ソフトキューブ),
三宅陽一郎(スクウェア・エニックス)

1.対象分野
 以下に項目およびキーワードを挙げますが,これらに限定するものではありませ
ん.
キーワード:
AI,機械学習,深層学習,CNN,強化学習,データサイエンス,ニューラルネット,
クラスタリング,回帰問題,分類問題,自動制御,ビッグデータ,自律分散,バー
チャルキャラクタ,エージェント,チャットボット,可視化

各カテゴリ・基準の定義については,学会の査読基準
(https://www.vrsj.org/wp-content/themes/vrsj/dl/ronbun_category_sadoku_kijun.pdf)
に準じます.

2.投稿方法
 査読プロセスを円滑に進めるため「事前申込締切」を設けております. 投稿を
予定している方にはたいへんお手数ですが,

・著者名・所属(全員)
・タイトル
・論文種別(フルペーパー・ショートペーパーから選択)
・論文カテゴリ(基礎・応用・コンテンツ・総説から選択)
・概要

を,期日までに事前投稿申込専用フォーム
(http://www.vrsj.org/transaction/submission/pre-submission/)
よりお送りくださいますようお願いいたします.

3.締切
◆ 投稿申込締切:2018年5月28日(月) 
◆ 論文締切: 2018年6月4日(月)
◆ 掲載巻号: 23巻4号(2018年12月末発行)

4.提出先
●投稿申込
事前投稿申込専用フォーム:
http://www.vrsj.org/transaction/submission/pre-submission/
●論文提出
論文投稿サイト:https://mc.manuscriptcentral.com/tvrsj

5.お問い合わせ:
日本バーチャルリアリティ学会論文委員会
論文窓口:vr-paper[at]vrsj.org
※ [at]を@に変換下さい.

■ 今後の特集予定 1 「VR心理学7」
【募集要項】
 VR心理学特集も7回目を迎えました.心理学,特に知覚心理学はバーチャルリア
リティ(VR)の基礎をなすものとして期待され,奥行きや運動の知覚,自己運動知
覚,近年では多感覚統合やクロスモーダル効果がVRに利用されています.そして,
VRを用いた新しい知覚・認知研究が,特に触覚,嗅覚,味覚,およびクロスモーダ
ル感覚の領域で発展してきました.最近は,身体所有感の錯覚や行為主体感の研究
がVRと密接に連携しながら進んでいます.社会的認知や社会心理学,教育の領域で
もVRとの連携も目立ってきました.まさに,VRと心理学が手と手を取り合って領域
を拓いている状況です.
 本特集号では,VRと心理学の融合領域に関連する論文を基礎から応用まで広く募
集します.基礎論文,応用論文,コンテンツ論文はもとより,VR研究者に有益な情
報となる総説論文の投稿も歓迎します.皆様の積極的な投稿をお待ちしております.

【ゲストエディタ】
北崎充晃(豊橋技術科学大学),繁桝博昭(高知工科大学),
棚橋重仁(新潟大学),吉田成朗(東京大学)

1.対象分野
 VRの分野と心理学・認知神経科学の分野の双方に関係する幅広い領域の論文を対
象としますが,単なる穴埋め研究や些細なパラメタ操作ではなく,VRと心理学の融
合領域の発展に貢献するような研究を期待します.
各カテゴリ・基準の定義については,学会の査読基準
(https://www.vrsj.org/wp-content/themes/vrsj/dl/ronbun_category_sadoku_kijun.pdf)
に準じます.

2.投稿方法
 査読プロセスを円滑に進めるため「事前申込締切」を設けております.
投稿を希望される方は,

・著者名・所属(全員分)
・タイトル
・論文種別(フルペーパー・ショートペーパーから選択)
・論文カテゴリ(基礎・応用・コンテンツ・総説から選択)
・概要

上記を,下記の締切までに,事前投稿申込専用フォーム
(http://www.vrsj.org/transaction/submission/pre-submission/)
よりお送りくださいますようお願いいたします.

3.締切
◆ 投稿申込締切: 2018年8月20日(月)
◆ 論文締切: 2018年8月27日(月)
◆ 掲載巻号: 23巻3号(2019年3月末発行)

4.提出先
●投稿申込
事前投稿申込専用フォーム:
http://www.vrsj.org/transaction/submission/pre-submission/
●論文提出
論文投稿サイト:https://mc.manuscriptcentral.com/tvrsj

5.お問い合わせ:
日本バーチャルリアリティ学会論文委員会
論文窓口:vr-paper[at]vrsj.org
※ [at]を@に変換下さい.

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|◆ ニューズレター編集委員会からのお知らせ
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ニューズレター編集委員会では,「会議・イベント参加報告」「会員便り」「新製
品情報」を,広く会員の皆様から募集しております.

お問合せ・寄稿先:
日本バーチャルリアリティ学会
事務局
office[at]vrsj.org
※ [at]を@に変換下さい.

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3. 関連情報
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|◆ CALL FOR PAPER
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■ UbiComp 2018
Date: October 9 – 11, 2018
Place: Suntec City, Singapore
URL: http://ubicomp.org/ubicomp2018/
Submission deadlines:
– ACM IMWUT paper are invited for presentations:
http://ubicomp.org/ubicomp2018/cfps/papers.html

■ ACM SUI 2018
Date: October 13 – 14, 2018
Place: Berlin, Germany
URL: http://sui.acm.org/2018/
Submission deadlines:
– Papers: June 30, 2018

■ ACM UIST 2018
Date: October 14 – 17, 2018
Place: Berlin, Germany
URL: http://uist.acm.org/uist2018/
Submission deadlines:
– Poster / Demos / Doctoral Symposium: July 13, 2018

■ ACM ISS 2018
Date: November 25 – 28, 2018
Place: Tokyo, Japan
URL: https://iss.acm.org/2018/
Submission deadlines:
– Papers / Notes: July 6, 2018

■ ACM VRST 2018
Date: November 28 – December 1, 2018
Place: Tokyo, Japan
URL: https://vrst.acm.org/
Submission deadlines:
– Papers: August 15, 2018
– Posters / Demos: September 01, 2018

■ AsiaHaptics 2018
Date: November 14 – 16, 2018
Place: Songdo, Korea
URL: http://asiahaptics.org/
Submission deadlines:
– Student Challenges Proposal: May 27, 2018
– Demos and Videos: August 03, 2018

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|◆ CALL FOR PARTICIPATION
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■ CGI 2018
Date: June 11 – 14, 2018
Place: Bintan, Indonesia
URL: http://www.cgs-network.org/cgi18/

■ EUROHAPTICS 2018
Date: June 13 – 16, 2018
Place: Pisa, Italy
URL: http://eurohaptics2018.org/

■ CVPR 2018
Date: June 18 – 22, 2018
Place: Salt Lake City, Utah
URL: http://cvpr2018.thecvf.com/

■ ACM SIGGRAPH 2018
Date: August 12 – 16, 2018
Place: Vancouver, Canada
URL: http://s2018.siggraph.org/

■ CollabTech 2018
Date: September 5 – 7, 2018
Place: Costa da Caparica, Portugal
URL: http://www.collabtech.org/

■ IEEE ISMAR 2018
Date: October 16 – 20, 2018
Place: Munich, Germany
URL: https://ismar2018.org/

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[ニューズレター編集委員会]
<委員長> 森山朋絵
<編集長> 佐藤克成・櫻井 翔
<委 員> 大倉史生・長谷川圭介・阪口紗季・小泉直也・岡崎龍太・河野通就・
    小川奈美・蜂須 拓・泉原厚史・丹羽真隆・藤本雄一郎・森 尚平
<顧 問> 佐藤 誠・原田哲也・柳田康幸・武田博直
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発行者: 森山朋絵
編 集: ニューズレター編集委員会 (編集担当:長谷川圭介)
発行日: 2018年5月25日
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