VRSJ Newsletter – 2019年12月号 – ( Vol. 24, No. 12 )
日本バーチャルリアリティ学会 会員各位
Newsletter 2019年12月号 をお届けいたします.
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日本バーチャルリアリティ学会
Newsletter – 2019年12月号 – ( Vol. 24, No. 12 )
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https://vrsj.org/
< 内容目次 >
1.報告集
◆ ISMAR2019
中野萌士(奈良先端科学技術大学院大学)
◆ UIST2019
茂山丈太郎(東京大学/HPI)
2. 学会からのお知らせ
◆ 主催・共催行事のご案内
◆ 協賛行事のご案内
◆ 論文誌に関するご案内
◆ ニューズレター編集委員会からのお知らせ
3. 関連情報
◆ CALL FOR PAPER
◆ CALL FOR PARTICIPATION
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1. 報告集
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◆ ISMAR2019
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◆ UIST2019
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2. 学会からのお知らせ
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|◆ 協賛行事のご案内
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■ シンポジウム「安心感等検討シンポジウム -「安心感」とは?-」
会期:2020年2月29日(土)
場所:日本学術会議講堂
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/282-s-0229.pdf
■ シンポジウム「モバイル’20」
会期:2020年3月6日(金)~7日(土)
場所:筑波大学筑波キャンパス
http://www.mobilergo.com/siteapps/1022/htdocs/?page_id=1428
■ シンポジウム「インタラクション2020」
会期:2020年3月9日(月)~11日(水)
場所:学術総合センター/一橋大学一橋講堂
https://www.interaction-ipsj.org/2020/
■ シンポジウム「総合工学シンポジウム2020-文理の協創によって社会的課題に立ち向かう-」
会期:2020年3月12日(木)
場所:日本学術会議講堂
https://vrsj.org/wp-content/uploads/2019/11/scj20200312.pdf
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|◆ 論文誌に関するご案内
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■ 投稿募集中の特集「障害者・高齢者・マイノリティ支援と人間拡張」
【募集要項】
障害者・高齢者・マイノリティにおけるハンディキャップの克服に向けて,本学
会が扱うVR関連技術を用いた支援手法の研究が活発に行われています.2016年6月
(Vol.21,No.2)に発行された「高齢者・障害者・マイノリティなどの支援」では,大
変多くの論文を投稿頂きました.一方で,この特集号から3年以上が経過し社会情勢
も大きく変化していることから, 2020年9月(Vol.25,No.3)号の特集号「高齢者・障
害者・マイノリティと人間拡張」と銘打ってこの関連分野の論文を募集します.
特に2020年の東京パラリンピックは,障害者・マイノリティ支援における大変重
要な契機になりえるイベントです.国内外のパラアスリートの活躍だけでなく,会
場や交通機関等のバリアフリー整備体勢なども注目されると予想されます.本特集
号は,パラリンピックの興奮冷めやらぬ2020年9月に絶好のタイミングで発行されま
す.
一方,VR関連技術を取り巻く環境も大きく変化しています.屋内外測位技術,He
ad Mounted Display (HMD) /スマートグラス,ウェアラブルデバイス,Internet o
f Things (IoT),人工知能技術が急速に発展し,多くの人における生活様態をも変
えつつあります.障害者・高齢者・マイノリティ支援においても,上記の機器/技術
の普及によって様々な恩恵を受けられることが期待されます.
障害者・高齢者・マイノリティ支援に関係する新しい概念として「人間拡張」と
呼ばれるものがあり,近年研究が盛り上がっています.人間拡張は,VR技術,セン
シング技術,可視化,ロボティクス技術等を活用して,人間の身体的/認知能力を拡
張する概念であり,完全な自動化でない,人間の特性を生かした能力の維持・増進
を人間中心で行うことができます.例えば,身体機能の拡張のみならず,労働環境
の改善による働き甲斐の拡張やエンターテインメント応用等の取り組みが実施され
ています.障害者・高齢者・マイノリティの方々が直面する機能・感覚・社会的バ
リアを機能・感覚・環境等に対する拡張を行うことで解決することも人間拡張の重
要なテーマです.
今回の特集号では,障害者・高齢者・マイノリティ支援に関わる研究と人間拡張
技術の研究に関する論文の投稿を広く募集いたします.会員の皆様の積極的なご投
稿をお待ちしています.
なお,言語は,日本語,英語,いずれでも投稿可能です.
【ゲストエディタ】
一刈良介(産総研),上田一貴(東京大学),渡辺哲也(新潟大学),三浦貴大
(産総研)
【対象論文】
VR関連技術を用いた障害者・高齢者・マイノリティ支援に関わる研究と人間拡張技
術の研究論文の投稿を広く募集いたします.具体的には下記の分野を想定していま
すが,これらに必ずしも限定するものではありません.
・身体障害者とその支援者のための自立支援・社会活動支援(視覚障害,聴覚障害,
肢体不自由,音声言語機能の障害,精神疾患などを有する人とその支援者に対す
る支援)
例)視覚障害者ナビゲーション,歩行訓練支援,点字/触図システム,手話通訳
・要約筆記の支援,音響代行,歩行支援ロボット,人工筋肉,衣服支援,等
・高齢者とその支援者のための自立・介護・社会活動支援
例)リハビリ技術,IoT見守り支援,身体/認知機能/バイタルセンシング,等
・様々な社会的な不具合を感じている人たち(マイノリティ,ひきこもり,育児期
の母親,訪日外国人など)とその支援者のための支援
例)Baby Tech,セルフモニタリング支援,訪日外国人ナビゲーション,等
・人間拡張技術(感覚代行・マルチモーダルインタフェース・ブレインマシンイン
ターフェース,等)
・障害者スポーツ
・インクルーシブ教育
・インクルーシブデザイン・ユニバーサルデザイン
・障害者・高齢者・マイノリティに独自な知覚・身体特性やその計測技術
・上記に関するケーススタディ
・上記に関連する要素技術
各カテゴリ・基準の定義については,学会の査読基準に準じます.
【投稿方法】
査読プロセスを円滑に進めるため「事前申込締切」を設けております.
投稿を希望される方は,
・著者名・所属(全員分)
・タイトル
・論文種別(フルペーパー・ショートペーパーから選択)
・論文カテゴリ(基礎・応用・コンテンツ・総説から選択)
・概要
上記を,下記の締切までに,事前投稿申込専用フォームよりお送りくださいますよ
うお願いいたします.
【締切】
◆事前投稿申込締切:2020年2月10日(月)
◆論文提出締切:2020年2月17日(月)
【提出先】
◆投稿申込:事前投稿申込専用フォーム
◆論文提出:オンライン投稿サイト
【お問い合わせ】
日本バーチャルリアリティ学会編集事務局(vrsj-edit[at]bunken.co.jp)
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|◆ ニューズレター編集委員会からのお知らせ
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ニューズレター編集委員会では,「会議・イベント参加報告」「会員便り」「新製
品情報」を,広く会員の皆様から募集しております.
お問合せ・寄稿先:
日本バーチャルリアリティ学会
事務局
office[at]vrsj.org
※ [at]を@に変換下さい.
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3. 関連情報
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|◆ CALL FOR PAPER
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■ IEEE Haptics Symposium 2020
Date: March 28 – 31, 2020
Place: Washington DC, USA
URL: https://2020.hapticssymposium.org
Submission deadlines:
– Work in Progress: January 31, 2020
– Hands-On Demonstrations: January 31, 2020
■ Euro Haptics 2020
Date: June 17 – 20, 2020
Place: Leiden, Netherlands
URL: http://eurohaptics2020.org/
Submission deadlines:
– Mini-Symposia: (early-mid) December, 2019
– Workshops proposals: (early-mid) December, 2019
– Technical Papers: (late) January, 2020
– Work in Progress: April, 2020
– Demos: April, 2020
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[ニューズレター編集委員会]
<委員長> 森山朋絵
<編集長> 櫻井 翔・福嶋政期
<委 員> 長谷川圭介・河野通就・藤本雄一郎・丹羽真隆・阪口紗季・小川奈美・
田辺 健・森 尚平・中村拓人・岡崎龍太・岩口尭史・泉原厚史
<顧 問> 原田哲也・柳田康幸・武田博直
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発行者: 森山朋絵
編 集: ニューズレター編集委員会 (編集担当:岡崎龍太)
発行日: 2019年12月26日
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