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　◆ AVI 2018
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安藤 貴広（電気通信大学）
　AVI2018が5月29日から6月1日の4日間で開催された. AVIは, 1992年より隔年で開催されてい
る学会で,ビジュアルインタフェースに関するHCIの最新の技術や取り組みなどが紹介される. 本年
度の学会はイタリアのトスカーナ州，グロセトにあるリゾートホテル，Resort Riva del Sole
にて行われた．学会ではWorkshop, Keynote, Papers, Demo, Posterが行われた．Papers
では, 110件の登録から厳正な審査によって採択されたFull 19件，Short18件の発表があった.
発表中に質問と回答の活発なやり取りが繰り広げられ, 新規性, 有用性に優れた技術に関する議論
がなされた.
　Keynote による招待講演のセッションでは西田豊明氏による人間の会話の生成とそれをどのよ
うに人工知能へ応用するかという議論，Alfred Inselberg氏によるビックデータを視覚的に分
析する手法についての議論，Mary Czerwinski 氏による心身の健康のためにどのようにウェアラ
ブルデバイスを使用するのかという議論の3件が講演された．
　また，その他として30日，31日の全セッション終了後の夕方にイベントが行われた．30日はマレ
ンマノ馬の見学を行い，また31日は夜にコースディナーの後，ダンスパーティを海辺で行った．
　どちらも，海外の方とともにコミュニケーションを行いながらの体験であったため，非常に新鮮
で刺激的な体験であった．
https://sites.google.com/dis.uniroma1.it/avi2018/