VR学会論文誌 第23巻第3号「クロスモーダル/マルチモーダル2」特集 論文募集(事前申込締切2/26,2018)
投稿申込締切:2018年2月26日(月)
論文提出締切:2018年3月5日(月)
掲載巻号:第23巻第3号(2018年9月末発行)
【テーマ】
クロスモーダル/マルチモーダル2
【募集要項】
バーチャルリアリティでは,各感覚器と対応した刺激を提示することで,人間の五感に対して情報を提示しています.HMDの普及とそのアミューズメント等への応用が積極的になされている今,よりVR体験を効果的に設計するためのマルチモーダル/クロスモーダルな感覚情報提示が必要とされています.特に感覚間の相互作用を利用することで,感覚入力と直接対応していない刺激を提示しているにもかかわらず,その感覚が生じたときの効果を発生させる知覚/認知ベースのクロスモーダルな感覚情報提示は,従来よりもシンプルな機構をベースとしつつも複雑な体験を提供できる可能性を持っていることから,感覚情報提示の新しいアプローチとして注目されています.
本特集号では,VR/MRに関連するクロスモーダル/マルチモーダルの論文を基礎から応用まで広く募集します.基礎論文,応用論文,コンテンツ論文はもとより,コンテンツデザインを行っている企業開発者等に有益な情報となる総説論文の投稿も歓迎します.皆様の積極的な投稿をお待ちしております.
【ゲストエディタ】
鳴海拓志(東京大学),小泉直也(電気通信大学),北川智利(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
1.対象分野
「マルチモーダル」「クロスモーダル」のどちらかもしくは双方をキーワードに含む,VRおよびVR以外の幅広い分野の論文を対象としますが,後者の場合,VRに応用できる(工学的に応用可能な)知見が含まれていることを条件といたします.
以下に対象分野の例を挙げますが,これらに限定するものではありません.
・マルチモーダル・クロスモーダルメカニズムのモデル(例:神経回路モデルなど)
・マルチモーダル・クロスモーダルに関する認知科学・心理学的な研究
・マルチモーダル・クロスモーダルと生体反応・情動に関する研究
・マルチモーダル・クロスモーダルを用いたシステムおよび評価方法
・マルチモーダル・クロスモーダルから生じる質感の理解と編集
・マルチモーダル・クロスモーダルを用いたメディアアート作品
・マルチモーダル・クロスモーダルを用いたVRコンテンツ
・マルチモーダル・クロスモーダルを用いた作業支援・QOL向上・人間拡張
・マルチモーダル・クロスモーダルを用いたVRの社会展開
各カテゴリ・基準の定義については,学会の査読基準(https://www.vrsj.org/wp-content/themes/vrsj/dl/ronbun_category_sadoku_kijun.pdf)に準じます.
2.投稿方法
下記よりご確認ください.
査読プロセスを円滑に進めるため「事前申込締切」を設けております.
投稿を希望される方は,
・著者名・所属(全員分)
・タイトル
・論文種別(フルペーパー・ショートペーパーから選択)
・論文カテゴリ(基礎・応用・コンテンツ・総説から選択)
・概要
上記を,下記の締切までに,事前投稿申込専用フォーム
(http://www.vrsj.org/transaction/submission/pre-submission/)
よりお送りくださいますようお願いいたします.
3.提出先
●投稿申込
事前投稿申込専用フォーム:http://www.vrsj.org/transaction/submission/pre-submission/
●論文提出
論文投稿サイト:https://mc.manuscriptcentral.com/tvrsj
※一般論文は随時受付しております.
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◆その他,募集中または今後の特集号予定
第23巻2号「香り・味・人・システム 3」
投稿申込締切:2017年11月27日(月)
論文提出締切:2017年12月4日(月)
2018年6月末発行予定
第23巻3号「クロスモーダル/マルチモーダル2」
投稿申込締切:2018年2月26日(月)
論文提出締切:2018年3月5日(月)
2018年9月末発行予定
*2017年より,日本バーチャルリアリティ学会論文誌は電子発行(J-STAGE)となりました.
https://vrsj.org/transaction/archive/
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/tvrsj/-char/ja/