デジタルミュージアムフォーラム in 高崎

日　時：2015年7月19日（日）
主　催：日本バーチャルリアリティ学会デジタルミュージアム研究委員会，
　　　　高崎市美術館
開催地：高崎市美術館，高崎市南公民館，高崎市内

　「たかさき発！鉄道とアートの旅」展（会期：6月28日（日）～9月27日(日)）
を開催中の高崎市美術館にて，デジタルミュージアムフォーラムを開催いたし
ます．
　デジタルカメラ等の普及による日常的な記録の普及と，VRやARなど過去の追
体験を可能にするメディア技術の発達は，ミュージアム展示にも新しい可能性
をもたらしています．単に再現された過去の風景を見せるための技術を超えて，
VR・AR技術によってミュージアムを訪れる人々の日常体験と鑑賞体験をつなぐ
という新たな機能を考えることで，地域や生活を見直すきっかけを提供する役
割を持ったミュージアム展示が実現されます．
　デジタルミュージアムフォーラム in 高崎では，ミュージアムを訪れる人々
の日常体験と鑑賞体験をつなぐVR・AR技術について，講演とパネル討論を通じ
て議論します．また，そのようなVR・AR技術活用の実践として，高崎市美術館
にて展示中の「思い出のぞき窓」システムを利用して，実際に高崎市街地に赴
き，さまざまな古写真の撮影された地点を巡りながら，過去の高崎の様子をAR
で鑑賞する古写真探訪ワークショップを実施します．
　ぜひご参加下さい．

【スケジュール】
2015年 7月19日（日）
～14:00
　　　高崎市美術館自由見学（於：高崎市美術館）

14:00～15:00　ギャラリートーク（於：高崎市美術館）
　・Sharelogと思い出のぞき窓：展示と日常，過去と未来をつなぐメディアアート
　　　　　講演者：廣瀬通孝（東京大学）
　　　　　聞き手：森山朋絵（東京都現代美術館），葛西寅彦（鉄道博物館）

15:15～18:00　古写真探訪ワークショップ（於：高崎市南公民館，高崎市街）
　15:15～16:00
　・鉄道写真で振り返る高崎の歴史（於：高崎市南公民館）
　　　　　講演者：田部井康修（田部井歯科医院院長，鉄道友の会参与）

　16:00～16:30
　・「思い出のぞき窓」で追体験する高崎の歴史（於：高崎市南公民館）
　　　　　講演者：谷川智洋（東京大学），田部井康修，葛西寅彦

　16:30～17:30
　・高崎市街での古写真探訪＆追体験（於：高崎市街）

17:30　解散

【参加費】
無料（高崎市美術館入館料は別途お支払い下さい）

担当：鳴海 拓志　narumi［at］cyber.t.u-tokyo.ac.jp　＊［at］を@に置き換えて，送信ください
（日本バーチャルリアリティ学会デジタルミュージアム研究委員会幹事）