第18回VR技術者認定試験 オンライン試験実施の不備に関するお詫びと対応に関するご報告
日本バーチャルリアリティ学会
会長 大須賀 美恵子
2021年7月17日に実施した試験において、オンライン試験システムに障害が発生し、結果として136名の受験者が試験を実施できない、という事態になりました。
受験者の皆様には、貴重なお時間を確保頂いたにも関わらずご迷惑・ご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
試験実施に際して問題があった受験者に方につきましては、別途再試験、あるいは受験料返金いずれかの形で対応させて頂いております。
一方、当日に問題なく試験が実施できた受験者の方につきましては、当日の解答を有効答案として取り扱わせて頂きます。
なお今回のオンライン試験システムの不具合について、試験システム委託企業に原因調査と報告を求め、対策を検討した結果を報告致します。
・障害発生の原因
検証用のログ出力の設定が有効に有効となっていたため、システムの負荷が高くなり過ぎ、受験に影響が発生しました。本番では無効にすべきこの設定の変更について、委託企業のダブルチェックが機能していませんでした.
・対策
① 受験の設定修正と確認
委託企業内での本番用の受験設定のダブルチェックを確実に実施するよう申し入れます。
② 本番用設定での弊学会での確認
本番用の設定でデモIDで受験をし、設定を確認します。
なお、システム障害に伴い問い合わせが殺到し返答が遅れました。さらに、システム障害への対応について全体連絡を行った際に、メールシステムの問題によりメールの不達・遅延が生じました。この問題については、メールに加えPeatixや学会HPなど複数手段を用いて通知する、という対策を実施致します。
今後、このような事態が発生しないよう、上記対策を徹底し、安定した試験の実施に努めてまいります。引き続きよろしくお願い申し上げます。
本件に関するご意見、ご異議につきましては、exam@vrsj.orgまでご一報ください。