講演会:空間知覚インタフェースと認知拡張の機序(拡張認知インタフェース調査研究委員会)
以下の講演会を開催いたします.空間知覚のインタフェースと認知的拡張 のための基礎について 話題提供をいただけることになりました. 学会員の皆様のご参加と議論をお待ちしております.
講演会: 空間知覚インタフェースと認知拡張の機序
主催:日本バーチャルリアリティ学会
拡張認知インタフェース調査研究委員会
日時:平成29年3月29日 11:30 – 14:40
場所: 首都大学東京 日野キャンパス 2号館 304講義室
〒191-0065 日野市旭が丘6-6 (代表:042-585-8600)
http://www.sd.tmu.ac.jp/access.html 日野キャンパス参照
参加費:無料
プログラム:
11:30 – 12:30 「VRとマルチモーダルインタフェース」
佐藤 誠(首都大学東京 特任教授,中国科学院上海微系統信息研究所招聘顧問)
概要 近年のVRの発展によりマルチモーダルインタラクションの重要性が高まっている.本講演では,ハプティックインタ
フェースを中心として最近の研究開発の動向を探る.
12:30 – 13:10 「認知拡張メディアを考える:人間の認知メカニズムを知ることと活かすこと」
櫻井 翔(電気通信大学情報理工学研究科 特任助教,東京大学大学院情報理工学系研究科客員研究員)
概要 本発表では,認知拡張メディアの研究例を紹介しながら,認知拡張メディアがさまざまな研究分野やわれわれの生活に
与え得る影響について議論を行なう.
13:10 – 14:10 「量及び時間に関する空間的な表象が行為におよぼす影響について」
石原正規(首都大学東京人文科学研究科 准教授)
概要 近年,量や時間に関する内的な表象が空間的な特徴を備えており,それが行動に現れることが実験的に示されて
いる.本発表では,時間や量に関する情報が,運動反応の準備情報処理過程で,空間的位置にかかわる情報処理
と結びつく際の機能的な特徴を紹介し,身体運動に関わる知覚運動制御の無意識性について考察する.
14:10 – 14:40 「記憶と体験の拡張インタフェース」
池井 寧(首都大学東京システムデザイン研究科 教授)
概要 空間と画像によって記憶を拡張するインタフェースと,身体運動のVRによって体験を拡張するインタフェースに
ついて紹介する.
以上