HOME » 学会行事 » <テスト>VR技術者認定講習会・試験

最終更新日: 2015/04/03

■VR技術者認定講習会・試験とは?

いまや人間の創造的な活動にとってVRは必要不可欠なものになろうとしています.しかし,現在,この「バーチャルリアリティ学」を系統的に学ぶ場がほとんど存在しません.それが,当学会がVRを習得するための講習会を催し,また,VRを正確に習得したことを証する「VR技術者」を認定している所以なのです.技術が高度になればなるほど,また人間や社会との関係が増せば増すほど,技術を正しく理解することが肝要となります.この講習を受講し,この試験に合格することで,皆さんが社会の様々な創造的分野をリードしてゆく「VR技術者」として,世界の大舞台で活躍されることを期待しています.

認定証

2015年の予定

■第10回VR技術者認定講習会・試験(セオリーコース)

■講習会

日  程:
2015年5月23日(土) (申込〆切:5月11日)
会  場:
東京大学 本郷キャンパス(申込時に詳細お知らせ)

秋 は、アプリケーションコースを実施予定

■試験 *詳細はこちら

日  程:
2015年6月13日(土) (申込〆切:6月1日)
会  場:
東京大学 本郷キャンパス
大阪大学
(申込時に詳細お知らせ)

■講習会について

VR技術者認定講習会は,教科書「バーチャルリアリティ学」前半の1章から4章を対象とする「セオリーコース」と,同後半の5章から8章を対象とする「アプリケーションコース」があります.講師には,教科書の執筆に携わった方々を中心に,それぞれの分野の一線で活躍する方々を迎えています.講習内容は基本的に教科書に準拠しており,要点が要領よくわかるように構成しています.また,関連する最新の研究事例の紹介など,講習会でしか聞けない内容も盛り込んでいます.

■試験について

VR技術者認定試験は,講習会と同様にセオリーコースとアプリケーションコースの2種類の試験があります.内容はそれぞれ,VR技術に関する基礎理論(セオリーコース)と,VR技術の応用に関するもの(アプリケーションコース)となっています.試験問題は全て記号選択回答であり,60%程度の正答率が合格の目安です.合否はウェブページ上と郵送で通知され,合格の場合にはVR技術者認定証書が送付されます.また,試験問題と回答も同様に後日ウェブページ上で公開されますので,教科書を見直しつつ,出題内容について改めて復習することができるようになっています.

■ 取得できる資格について

試験には「セオリーコース」と「アプリケーションコース」の2種類 (内容別,開催時期も異なります)の試験があり,いずれかのコースに 合格すると「バーチャルリアリティ技術者(Virtual Reality Engineer)」の資格認定証が授与され, 両方のコースに合格されますと「上級バーチャルリアリティ技術者(Senior Virtual Reality Engineer)」の 資格認定証が授与されます.

■本資格取得に欠かせない1冊!

バーチャルリアリティ学

日本バーチャルリアリティ学会が総力をあげて編纂したバーチャルリアリティ学の教科書です.本書を読むことにより,VRに関する興味が生まれ,考え方を理解し,基礎を学んで,いくつかのシステムの例を見ていくうちに,自らも新しい挑戦への意欲が湧いてくる.そういったVR学の教科書を目指して編纂いたしました.本書の構成(第1章から4章までの基礎編が「セオリーコース」,第5章から第8章までの応用編が「アプリケーションコース」)がそのまま講習会・試験の内容に該当し,予習・復習の際に大変役に立つ教科書です.講習会までに,Amazonまたはお近くの書店でお買い求めください.
□定価(ソフトカバー版): 2,700円 (税別)
目次など詳しい内容はこちら:https://www.vrsj.org/publications/virtualreality/

【News!

2013.02.15 当講習会・試験について下記ブログでご紹介いただきました.
aki’s right brain(白井暁彦先生/神奈川工科大学)


2012.01.10 当試験合格者の皆様がご紹介されています.
バーチャルリアリティ技術者認定試験に合格しました!
(ソリッドレイ研究所様)

合格者の声

◆ VR系営業職
お客様が”日本VR学会認定 上級VR技術者”と書かれた名刺に興味を示し,話が盛り上がります.
◆ 情報系博士課程学生
試験を通じてVR技術が非常に多岐に渡る世界であることを改めて実感しました.心理学といった普段と異なる分野も含めて体系的な学習ができたのはよかったですが,試験後には教科書が調べごとに非常に役立つ一冊になりました.また,講習DVDにはその分野を開拓してきた研究者の先生方の講義が収録されており,「聞いて教えてもらって勉強する」ことができる点も素晴らしかったです.

講習会・試験体験談

◆ 研究員
トップレベルの研究者達の講習会は,とても刺激的で研究意欲がさらに湧きました.また,試験勉強を通じて,VR技術への理解がより深まり,自分の研究への応用を考える切っ掛けとなりました.
◆ 教職員
アプリケーションコースは前半のコースと比べ試験範囲(教科書の頁数)が多く,試験勉強事前準備が大変だった.
◆ 会社員
業務でVRに関することに携わらせて頂いております.普段は日々の業務でVRの学術側面を意識することは少ないのですが,こういった機会(講習会・試験)があると,改めてVRを勉強出来る良い機会になりました,有難うございました.

過去の試験問題(PDF)

※( )内は100点換算での合格点
※ベーシックコースは第5回より「セオリーコース」に名称変更いたしました.

■第9回(アプリケーションコース)

 

2014年12月6日実施
■第8回(セオリーコース)

 

2014年6月7日実施
■第7回(アプリケーションコース)

 

2013年11月9日実施
■第6回(セオリーコース)

 

2013年6月1日実施
■第5回(セオリーコース)

 

2012年9月15日実施
■第4回(アプリケーションコース)

 

2012年4月22日実施
■第3回(ベーシックコース)

 

2011年11月20日実施
■第2回(ベーシックコース)

 

2010年10月30日実施
■第1回(ベーシックコース)

 

2010年4月17日実施